決算期に突入してきているので、全体相場について考えるよりは、決算銘柄の動きに注目していくべきだろう。

米国債利回りの下落は日本のハイテク株にとっても間違いなく追い風になるだろう。よってこれまで非常に強い圧力で売られてきた銘柄や、なぜか値持ちが良かった銘柄を買うと期待値が高いだろう。

債券利回りの上昇は長期短期ともに下落した。短期金利に関しては二日連続で大きめに下落して、逆イールドの縮小に貢献した。 債券利回りが下落しても株の下落は止まらなかった。中東の状況がわからない中だが、原油関連株も大きめの下落。上がっている銘柄を探す方が難しくなってきた。

債券利回りは上昇して、10年債利回りは5%間際まで。他方で長短金利差は縮小。株にとっては最悪の状況が続く。

米国債券金利の高値更新が痛いので、株を買いで入るのが難しい。ただ、新値をすぐに打ち消すような動きがあれば買いにいかなければならない。難しい局面にいることを認識して、割り切ることを意識したい。

中型の半導体株は非常に需給が良いので、落ちたところからは買いが入ってくる可能性が高い。陰線になって明らかに崩れない限りは買いで入るのが期待値が高そうだ。

念願の株の上昇があったものの、債券利回りがまだ下がれそうにないので、デイトレレベルでどれだけリスクを取って株を帰るのかは疑問。何もしない日があっても良い。

リスクオフの流れが続いている。債券金利の下落を見て、ハイテク中心に強い展開が続くことを想定していたが、現状そうなっていない。雰囲気は悪いが、値持ちの良い銘柄を探したい。