今日の株【2023年10月23日月曜日】

今日の株

前日の米国株時間の動き

◯注目されたイベント

なし

◯大枠での動き

債券:金利、長短ともに下落。

商品:動意薄。貴金属以外は調整。

株式:全面安。

   特にテクノロジー系、原油系の下落が大きい。

◯解釈

債券利回りの上昇は長期短期ともに下落した。短期金利に関しては二日連続で大きめに下落して、逆イールドの縮小に貢献した。

債券利回りが下落しても株の下落は止まらなかった。中東の状況がわからない中だが、原油関連株も大きめの下落。上がっている銘柄を探す方が難しくなってきた。

下落中の週末ということで当然の下落と読み取るか、買い戻しが出なかったことを悪材料として追加するか迷う状況だ。VIXは21.71ptで高値を少し更新して終了しており、まだ気を抜くのには早いだろう。ただ、非常にセンチメントは悪いので、どこかしらでの大きな反発が起こってもおかしくない。

米国の動きを受けた本日の日本株戦略

◯戦略

1.原油関連株売り

2.ハイテク売り

3.反騰乗っかり

◯解説

いつ反発が起こってもおかしくないほどセンチメントは悪く見えるが、基本的には売りから取引したい。下落トレンドが強いハイテク株を、安値更新がある度に取引すれば良いだろう。

原油関連の売りが一番手なのは、米国市場での動きが意外安に感じられたからだ。安く寄るだろうが、そこからも売りが出てもおかしくないだろう。全体相場が雰囲気最悪の状態で下がる時は、上がるはずの銘柄も売りが出る。その流れに乗りたい。

下落トレンドが強い状況で決め打ちで買いにいくのは怖い。個別株でも指数レベルでも、3日や5日の移動平均を上回ってくればある程度売りが出きった証拠になるだろう。焦って買うのではなく、値動きを確認しながらゆったりと取引したい。

本日の日本株の振り返り

◯目立った動きをした銘柄

1.マザーズ

2.ハイテク全般

◯解説

早朝は株の下落が安定しそうな気配があったが、米国債利回りが上昇しているのが見えた時に諦めた。

マザーズは朝からほとんど一直線に下落。3%以上の下落で、これでもかというくらいに売られた。昨年6月に東証が新しくグロースマーケット指数を算出し始めたが、本日の下落で算出らいの安値をつけた。今年の6月の高値からすでに25%下落していることを考えると、ここからさらに売っていくのには恐怖を感じる。

他方でTOPIX SMALL GROWTHを見ると、マザーズ指数ほどの割安感はない。マザーズ指数固有の欠陥として買いは見逃すべきか、それとも見放された個別の小型グロース株を買っておくべきか、冷静に見極める必要がある。

短期取引ではとにかくセンチメントを重視する局面に来たと思う。ある程度下落が深くなってくると、あらゆるウンチクが効かなくなる。ツイッターや掲示板、REDDITを注意深く見て、対応するのが最も期待値が高いだろう。

総括

様々な指標を確認しながらポジション管理をし、センチメントで短期取引をする。