前日の米国株時間の動き
◯注目されたイベント
1.米国CPI
◯大枠での動き
債券:金利大幅上昇
ドル買い
商品:農業商品系上昇
株式:ほぼ全面安。ラッセル2000が目立った下落。SOXは値持ち良い。
◯解釈
CPI発表を受けて債券下落、ドル上昇、株の下落が起こった。特にRUSSEL2000は2%以上の下落。コロナ禍で注目の高かったARKKに関しては3.56%の下落。最近一気に株と債券が買われていたのの反落が起こった。
CPIの数字自体は悪材料なのか微妙だが、個人的には健全なアク抜けに使われたと判断したい。ここから債券利回りが高値を抜けて大幅に上昇してくるなら売らなければいけない。現状は最近の下落を半分程度戻しただけなので、目線を変える必要は生じていない。SOXが売られていないことも、まだ弱気になるには早いことを暗示しているはずだ。
米国の動きを受けた本日の日本株戦略
◯戦略
1.なし
2.なし
3.後場にハイテク買っておく
◯解説
SQ通過後は小型ハイテク株を買いたいと思っていたのだが、ラッセルとARK ETFの状況から察するに、それなりの規模の売りが出てもおかしくない。朝の寄り付きに買いで入るよりは、後場寄りか、大引けに買うのが賢明なのではないか。
デイトレードをどうしてもやりたいならファーストリテイリングを触るのが期待値が高いだろう。昨日決算を出して、さらにSQの注文も重なっているため、寄り付いた値段から上下どちらかに振れやすい。陽線か陰線かどうかを割り切って取引すると良いだろう。
本日の日本株の振り返り
◯目立った動きをした銘柄
1.ファーストリテイリング
2.ハイテク株
3.マザーズ
◯解説
ファーストリテイリングは寄ったところからさらに上昇して、日経平均採用銘柄で唯一と言っていいほど大幅に上昇した。
他方で日経平均は大幅に下落した。下落の上位は半導体以外のハイテク株が多かった。マザーズに至っては指数なのに3.58%の下落。ものすごく弱かった。米国時間での金利の上昇と小型ハイテク株中心の下落をそのまま移したような相場だった。
健全な戻しのはず、、、。後場にとりあえずハイテクを買ってみて、来週金利が大幅に上昇するようであれば損切りが必要だ。
総括
健全な戻しのはず、、、