前日の米国株時間の動き
◯注目されたイベント
なし
◯大枠での動き
債券:金利上昇
商品:食料、金属、石油全て上昇
株式:ほぼ変わらず。NVDAは-4.68%
◯解釈
特にイベントはないが、金利が継続的に上昇している。半導体の規制の話もあり、NVDAは目立って4.68%の下落。他方で銀行株の上昇が目立った。USBは6.96%の上昇、他の銘柄も3%近く上昇している。category2関連の緩和が材料だ。
米国の動きを受けた本日の日本株戦略
◯戦略
1.銀行買い
2.半導体
◯解説
特にやりたい取引はないのだが、強いて言うならば、銀行買いの期待値は高そうだ。金利の上昇と米国銀行の需給の好転は短期的に日本の銀行の上昇にもつながる可能性がある。中期で持つことは考えずに、デイトレレベルで、上がるなら持つだけの取引が良いと考える。
二つ目の戦略に半導体を入れたが、売りか買いかは明示しない。NVDAの下落の影響で多くの日本の半導体株は安く寄り付くだろう。もしかしたら大型の半導体株はそのまま下落するか、安い値段を維持するのかもしれない。他方で中型の半導体株は非常に需給が良いので、落ちたところからは買いが入ってくる可能性が高い。陰線になって明らかに崩れない限りは買いで入るのが期待値が高そうだ。狙い目としては東エレデバイス、ローツェ、トリケミカル、TOWAあたりだろうか。
本日の日本株の振り返り
◯目立った動きをした銘柄
1.中型半導体
2.鉄道
3.大型IT
◯解説
現物株は全体的に安く始まるのかと思ったが、中型の半導体に関しては高く寄る銘柄が多かった。ローツェなどは高く寄ってからそのまま上昇していった。大型の半導体は予想通り安く寄ったのだが、そこからは前日の終値を超えて上昇した。場中にソシオネクストの好材料もあり、中型半導体株はまだ雰囲気の良い状態が続きそうだ。
最近目立って下落していた鉄道株は反騰した。京成電鉄にOLC絡みの好材料が出たこともあり、全体の雰囲気が良かった。
他方で本日下落が目立ったのは大型のIT株だった。GMOPGは5%を超す下落だ。下落の理由は特にないはず。小型ハイテク株がいい動きをしていた本日のことなので、ハイテク株だからといってひとまとめに買って儲かる相場ではないようだ。
本日の戦略の1つ目の銀行株買いについては、目線自体は合っていたのだが、そこまで美味しい動きではなかった。
総括
中型の半導体株は非常に需給が良いので、落ちたところからは買いが入ってくる可能性が高い。陰線になって明らかに崩れない限りは買いで入るのが期待値が高そうだ。